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実践編

さて準備運動が終了したところで実践編です。

ECUを選ぶ
さて、問題の自分のECUチューニングをどうするかですか、ですが。
ここで私が注意したかったのはいくら実績を得ている大手パーツメーカーであれども、怪しいメーカーであれども商品自体はただの箱。中身を見ても多少基盤のレイアウト等で推測はつくものの回路設計者しかわからないブラックボックスであるというところでしょうか。もちろんフルコン/サブコン含めての話ですが。医者が患者に大変効果のある薬だと伝えてただの水をあたえたのに患者の病気が治ってしまったという話があります。○○効果というんですね。←忘れてしまいました・・。だれか教えて。
ノーマルECUをチューニングメーカーに先送りして、蓋をあけただけでロゴのついたスペシャル蓋をかぶせただけ・・。それでもなんとなく効果を自分で作り上げて感じてしまうのではないか、こんなもんかとそれなりに満足してしまうのではないか 大金を支払っただけでご苦労様 という心配です。
実際にあった話で、都内某有名チューニングメーカーで10万相当のチューニングECU。いざあけて見るとROMらしきROMがどこにも見あたらず、あやしげな安っぽい基盤に可変抵抗がいっぱい並んでいるだけ。エアフロ、水温センサー、吸気温度センサーなどの信号に割り込んで燃料を増減させている恐るべし手抜きチューンだったという話があったそうです。案の定、体感もノーマルのままだったらしいですが。
また、逆に大変実績のあるパフォーマンスにすぐれたおすすめコンピューターであっても、実際にはメーカー側がハード開発に追われて、肝心の実車条件だしは人まかせ。セッティングが手抜きとなり、本来の持っている性能を引き出せないパターンも怖いです。
とあるショップでセッティングしてもらったがその後、チューニング楽しさを覚えさらに濃厚なパーツを追加した。ECUの再セッティングをしたいがショップがつぶれてしまった・・・。なんてことも。商品だけでなくショップの経営状態、評判も調査することも重要でしょうか。
さらにあげれば現車合わせしてくれるショップと、ポン付けするショップがあります。
ポンつけするショップは何度も特性テストを繰り返してデータを蓄積した上で、ライトチューニングであればあるていど決まったデータに収束するので現車合わせまでは必要ないからという理由のもと、ポン付けを行っているところが多いです。ですのでデータをたくさんもっているショップであれば良いですが、あまり交換実績のないショップでポン付けするショップ、現状の取り付けパーツなど、詳しく聞いてこないショップはまずやめたほうがよさそうです。
そんなこんなでECUチューニング 奥が深く難しいです・・・。


ECUの場所・とりはずし
ECUの場所は下表の取り付け位置がほどんどのようです

NISSAN ・助手席足元サイドカウル(または、グローブボックス左側)
・助手席足元フロアーカーペット下
・センターコンソール下側奥
TOYOTA ・センターコンソール下側奥
・グローブボックス上側(または、下側)
HONDA ・助手席足元サイドカウル(または、グローブボックス左側)
・助手席足元フロアーカーペット下
SUBARU ・助手席足元フロアーカーペット下
・運転席ダッシュボード下側
MITSUBISHI ・助手席足元サイドカウル(または、グローブボックス左側)
・センターコンソール下側奥


カーペットをめくり上げるとそれらしきステンレスカバーがあるのでボルトをはずすと

ノーマルECUが顔を出します。私の場合型式は平成14年式 GDB-B4EH
ECUの型式は22611 AH191 でした。

GDB 22611 AF480〜482
      AG970〜971
      AH190〜191
      AH580〜581
      AH590〜591
      AH970
GDB S202 ST100104S000
GDA 22611 AF470〜471
      AH200
      AH000

他には上記の型式が存在するようです。もちろん今後ニューモデルにおいて増えることはいうまでもないですが。

取り外し方は本体を固定している10mmのボルト2箇所はずして
5個のコネクタを全て抜くだけです。それぞれ形状ピン数が異なるので間違って差すことはないと思います。



ノーマルECU

これがとりはずしたECU。とくに封印はされていません。

デンソーのECUです。
(フ)のマークは富士重工のロゴです。

中央やや右下に見えるのがメインチップです。ずいぶんすっきりしたレイアウトです。

メインチップの拡大。
D151851-3830
SC439009VFT
J97M 185
SSVN0205A

裏側です。

ROMデータ書換ECU
ということで知ってる人は知ってる?関西方面にある某ROMチューニングメーカーに依頼しました。費用は諭吉4人ちょっとという価格破壊です。以下、保障の枠を超えたことをHPで公開するとユーザーという立場上苦しくなるので社名は公開しないでおきます。興味がある方にはこっそりとお教えします。

これが今回先送りしてもらったROM書換ECU。通常は現物に施してもらいますが時間がないのでノーマルECUは後から発送します。ちなみにシールで封印されています。

実はAH190です。191の在庫がなく、たまたまあった190なら互換性があるのでこちらを先送りしてもらいました。もともとは誰かのEJ20についてたものだと思うと複雑な感じです

おいおい。あけてはいかんぞ・・・。と思いつつ見ないと気がすまない私は封印を破ってあけてしまっていた。どうやらロム追加基盤タイプではなく、チップごと交換しているではないか。と思ったのですが
実はGDB・GDA・BH・BE系は、ノーマルのチップのデータを消去してコンピュータのカプラーから通信ポートを使用してデータを転送して書き換えをするタイプになるようです。

なにやら私の名字が書かれていました。
話では個々にデータが異なるからのようです。基本的にチップはそのままです。
D151851-3830
SC439009VFT
J97M 185
SSQL0125A


ECUを戻す

逆の操作で戻すだけです。コネクタ類はカチッと音がするまで根元まで差し込みましょう。

デジで固定してビニールとカバーをつけて完了。

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